成功する人の習慣
成功する人は総じて行動が早いというのは、ビジネスマンの間で共通の認識となっているだろう。
思い立ったが吉日という言葉もある通り、成功には早い行動が欠かせない。
だが、誰しもがすぐにそうなれるわけではない。なまけ癖があったり、意志が弱かったりと様々だ。
そんな「すぐやれない人」に適切なアドバイスを授けてくれる名著がある。
塚本 亮の『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』という書だ。ここには、1日1つ取り入れると50日後には成功者へなるための基礎を形作ることができる、簡単な習慣が記されている。
いわば成功を目指す人が最初に身に着けておくべき思考と習慣がこの一冊に収められているのだ。
成功者の習慣と聞くと、どんなことが思い浮かぶだろうか?…
瞑想やランニング、読書などだろう。
取っ掛かりにくく長続きしなそうだというのが、率直的な意見だ。
例えばでいうと、紙のメモとペンを常に所持し、作業中に思いついたアイデアや心配事を書き留めていくという習慣が紹介されている。
これは、予定を忘れずにすぐかけるということだけでなく、脳のワーキングメモリーに負荷をかけないため集中できるというメリットがある。
あれもこれもやらないといけないという状態が続くと、ボーっとしてしまう時がある。これはパソコンでいう、処理落ちの状態だと説明がなされている。
つまりそれをなくすことは、脳を効率的に・最大限に使うことに直結しているのだ。
これを見て、どう感じただろうか。
心の準備が必要なことだろうか?
成功するのに、自分の意志だけに頼ってはいけない。
人の意思は変わりやすいということを常に認識し、簡単な習慣でてこの原理のように自分を動かそう。
楽な成功は、つらい成功よりも人生を豊かにしてくれる。